最近,ネットサーフィンをしていて気づいたのは,楽天と価格.comの広告が以上に多いことでした.
恐らく,AdSenseの広告枠を買ったCriteoという広告代理店が出している模様…
しかし,数回なら良いのですが,何十回も連続で同じ広告を見ると見飽きるので,Criteoについて調べてみました.
しかも,最近NASDAQに上場したみたいですし!!
自サイトでの表示率を検証
私のサイトのAdSense広告から,Criteo広告の表示率を検証してみます.
まず,2013年春のデータのうち,148610回分の表示を抽出します.
すると,88.6%は,Google系の広告でした.
一方で,1.7%弱が,Criteo(JP)でした.また,Criteo(Europe)とCriteo(US)も,4回と5回表示されていました
また,表示からのアクセス単価は,比較的高いので,採算が取れるのかは疑問です.
(こちらは,Googleとの規約上,開示することができません.すみません.)
対応5言語
まずは,対応言語を確認してみます.5言語でした.
- 英語
- フランス語 ←設立国
- 日本語
- 韓国語
- オランダ語
Criteoオフィスは30ヶ国
オーストリア,ブラジル,フランス,ドイツ,イタリア,日本,韓国,オランダ,スペイン,スウェーデン,イギリス,アメリカ.
アメリカでは,ボストン,シカゴ,NY,パロアルト(カリフォルニア州)の4事業所あるようです.
Criteoの日本事業所
日本では,目黒駅の目の前にあるようです.
東京都品川区上大崎2-25-2 新目黒東急ビル14F
Criteoって何してるの?
Criteo公式サイトによると,
- クリック課金型の広告
- 行動ターゲティング広告
- 年間1,000億のバナー広告を配信
主に,行動ターゲティング - 閲覧履歴から広告を表示する を利用しているようです.つまり,イヤホンを検索したら,イヤホン関係の広告を表示する…と.
なんか,監視されているみたいだ…
それにしても,価格.comと楽天以外の広告も出ないんですか…?飽きます…
ちなみに,Criteoは一般のサイトから,直に広告枠を買い付けることはしていないようです.
Criteoの歴史(概略)
2005年:3人のエンジニアが,パリで設立.(Jean-Baptiste Rudelle、Franck le Ouay、Romain Niccoli)
2007年:シリーズB出資を受ける
シリーズB:軌道に乗りつつあるベンチャー企業に行われる出資のこと
2009年:アメリカ進出
2011年:MSN(マイクロソフト)から推奨パートナーに
2012年:従業員700人,世界30カ国の企業へ
2013年:ついにNASDAQに上場
今まで,Web製作者の方と話しても,CriteoというASPを聞いたことがなかったので,疑問でした.
どうやら,広告主から広告を受注して,AdSenseなどの広告枠を購入して配信する代理店のようです.
Criteoについてもっと知る!
Criteoは,米NASDAQに上場したので,IR情報なんかを見るといい感じです.
また,英語版Wikipediaも情報が充実していますし,公式Twitterアカウントもあります.
ちなみに,証券コードは,”CRTO”です.
で、Criteoをウザいから消したい
Criteoから
オプトアウト設定ページへアクセスし、広告配信停止(オプトアウト)をONにします。
有効期間は、1年です。
ブラウザから
ちなみに、1年後も表示させなくすることも、Google Chromeなら可能です。
- Chromeの”設定”
- プライバシーの項目の”コンテンツの設定”
- コンテンツの設定のCookieで、”例外の管理”
- ”Cookieとサイトデータの例外”フォームにある、”ホスト名のパターン”へ criteo.com と入力
- ”動作をブロック”としてOKをクリック
少々面倒くさいですが、これで配信されなくなります。